NAiAD SHADOW(ナイアド・シャドウ)クラス
"NAiAD SHADOW(ナイアド・シャドウ)クラス"について
特殊作戦のための次世代戦術用RHIB(複合艇)― 荒天走破性と隠密性を再定義
NAiAD SHADOW(ナイアド・シャドウ)クラスは、オーストラリアのThe Whiskey Project Group(TWPG)が、特殊部隊・特別警備部隊・水上特殊作戦部隊のために開発した戦術用RHIB(Rigid Hulled Inflatable Boat=硬式ゴムボート/複合艇)です。実績あるNAiADの軍用艇設計の系譜に、WHISKEYシリーズで培った最新技術を融合。隠密潜入から高脅威下の臨検・阻止行動まで、「見られてはならない任務」「失敗の許されない局面」で確かな性能を発揮します。SEAPREX株式会社は日本国内における販売パートナーとして、水陸機動団や特殊部隊をはじめとする各部隊の任務に向けて本クラスをご提案いたします。

NAiAD SHADOW(ナイアド・シャドウ)クラスの特徴
SHADOWクラスは、任務規模に応じて選べる複数のモデルで構成されます。SHADOW 7.5(全長7.5m)は、警戒監視・救難・支援に最適な、迅速に展開できる小型・高費用対効果のプラットフォーム。SHADOW 10(全長10m)は、最も過酷な海域での優位を追求し、運用者本位の戦術艇として世界水準の基準を打ち立てた基幹モデルです。さらに開放型のSHADOW 10 OPENは、汎用性を最大化しつつ実証済みの戦術能力を維持する構成で、任務に応じて最適な一隻を選択できます。
中核となる10m型は、板厚6.35mmのマリングレード・アルミ合金による高強度・軽量な船体を採用し、24度のディープV船型により荒天下でも鋭い切り込みと高い直進安定性を実現します。喫水は約0.45mと浅く、沿岸・水際での運用に適合。高速インターセプター(迎撃)性能を備え、不審船対応や阻止行動に求められる俊敏性と速力を発揮します。運用重量は約4,080kg、燃料搭載量は約1,136Lです。
乗員保護を最優先に、衝撃緩和シート(4名分)を備え、高速航行下でも隊員の疲労と負傷のリスクを抑制します。全幅ルーフと上方監視窓、電動可動式ウインドスクリーン、可動式電子機器タワー、油圧バウドア、舷側30インチのリカバリードアと折り畳み式ラダー、施錠式の火器収納、曳航ポスト、投光器・LED作業灯、非常灯・サイレン/拡声装置、ノンスリップのSeaDeckなど、実任務に必要な装備を標準化。隠密性を重視し、被探知性(シグネチャー)を抑える設計としています。
任務ごとの拡張性も大きな強みです。船外機は各社ブランドに対応し、SeaCross電子機器パッケージ、無線式の乗員間通信、Starlink衛星通信、多言語対応の拡声・翻訳装置、赤外線(IR)照明、着脱式の火器マウント、トレーラー/クレードル、訓練パッケージなどをオプションで選択でき、任務固有の技術を柔軟に統合できます。船体はABYC・NMMA・ISO 9001の基準に準拠して製造されています。
沿岸域での警戒監視や臨検・阻止行動、特殊部隊の隠密潜入、そして救難・災害派遣まで——NAiAD SHADOWクラスは、隊員を守りながら、あらゆる海象で任務を完遂するための機動力と隠密性を提供します。
