VEKTR(ヴェクター)
"VEKTR(ヴェクター)"について
呼気を制する、次世代ウェアラブル呼吸管理プラットフォーム
VEKTR(ヴェクター)は、カナダ・モントリオールを拠点とするRozvelt社が開発した、モジュール式のウェアラブル呼吸管理プラットフォームです。SEAPREX株式会社は日本国内における独占販売パートナーとして、自衛隊をはじめとする実動組織の任務に向けて本製品をご提案いたします。

VEKTR(ヴェクター)の特徴
VEKTRの核心は「吸気と呼気の分離」という発想にあります。人が発する検知可能なにおいの最大約80%は呼気に由来するとされ、VEKTRはこの単一かつ重要な発生源に的を絞ります。空気は自然に吸い込みながら、吐き出す息だけを高性能カートリッジでろ過し、におい分子を除去。特許出願中の一方向バルブシステムにより、呼吸を妨げず、曇りや動作音も生じさせません。吸気側に抵抗を与えない設計のため、長時間の装着でも負担が少なく、通話や射撃姿勢もそのまま維持できます。
ろ過を担うカートリッジは、雨天など実際の運用環境を想定した多層構造です。疎水性の外層が水分を弾き、プレフィルターが飛沫を遮断。中核の活性炭が対象に検知される揮発性有機化合物(VOC)を捕捉し、内側の湿度バリアが飽和を防いでフィルター寿命を延ばします。3サイズの医療グレード・シリコンシールと調整式の3点ヘッドセットにより、顔の形状に合わせた確実な密閉と快適なフィット感を両立。キャップ・保護メガネ・光学機器とも併用でき、マグネットクリップによる片手での部分着脱にも対応します。フィルターは交換式で、防水・防塵性能も備えています。
自衛隊の任務は、有事における作戦行動から、平時の訓練・演習、そして災害派遣まで多岐にわたります。これらの現場には、CBRN(化学・生物・放射性物質・核)への完全防護までは要さないものの、被ばく管理と隊員の任務遂行能力の維持が求められる場面が数多く存在します。VEKTRは、射撃・戦技訓練や演習場での粉塵・鉛・微粒子への曝露を軽減するとともに、災害派遣時の粉じんや有害微粒子が漂う環境下でも呼吸を保護し、機動力・指揮通信・作戦行動能力を損ないません。ろ過方向は呼気のみ・吸気のみ・両方へと構成を変更でき、秘匿性を重視した行動から個人の呼吸保護まで、一台で柔軟に対応します。
さらに外装シェルは、色や迷彩パターン、耐火・ケブラー・防弾・熱低減といった特殊素材へのカスタマイズが可能です。鉄帽(ヘルメット)や暗号化通信機器、聴覚保護具との統合も図れるほか、モジュール式のフィルターカートリッジを交換することで、粉じん・鉛・ウイルスなど多様な曝露シナリオに現場で対応できます。任務内容や運用環境に応じた仕様変更が可能なため、幅広い任務ニーズへの適応性に優れています。
「装備の防護」「秘匿性」「快適性」「実用性」——現場が求めるこれらの要件に応える高品質な呼吸管理アクセサリーとして、VEKTRは有事から訓練・演習、災害派遣まで、あらゆる任務環境に新たな選択肢を提供します。
